何をもって憶えられたいか？
の「何」がないということに気づいてしまって、私には何でないのかな〜？と考えていました。
満たされているんですよね、私。だから、あまり欲がない。
・好きな仕事をして生活できている
・優しい夫（注）とかわいい息子もいる
・嫌いな家事はほぼしていない
（注）不満がゼロなわけではないですよ、人間ですから！
すごく高給取りではないですし、勤め人形態なので時間に制約もあるし、嫌な人と付き合わないといけない場面もあり、世間で憧れの的となっているような「経済的にも時間的にも自由に、うふ♡」な生活ではありませんが、自分としては許容範囲です。
本当に幸せなことだと思うんですけど、もしも今日、死んでしまうとしても、「幸せな人生だったな」と思える自信あります。まー、（別の国に赴任中の）夫には最期を看取ってもらえず、息子の将来は気がかりではあるんですけども。
今のままでいいのか？
というと、そういう訳でもなく。
すごい大真面目に書きますけど、ミンダナオ和平プロセスってノーベル平和賞を狙えると真剣に思っているので、今の仕事でもっと大きな成果を出せないか？とか、もっと社会に貢献できることはないのか？とか日々考えてたりもします。
でも、実のところ、そこで思考が止まってしまってまして。
人生の折り返し地点を迎えて、セカンドハーフをどう生きようかって考えた時に、「はて、どうしよ？」ってなっちゃう。先日も書きましたが、自分の最期の瞬間はあれだけビビッドに見えているのに、そこまでの道筋は全く見えてない。
答えが自分の外にある人
じゃあ、私の答えは中と外のどっちなのか？
いきなり答えちゃいますけど、私の場合、自分の中に答えはないな、って思います。
つまり、答えは自分の「外」にある！
今、自分に与えられているリソース（資源）、お金だとか時間だとか人的ネットワークだとか能力だとか経験だとか、自分の価値観や欲求にそって、ほぼフルに活用してる感が自分の中にあって、だからこそ、満たされている状態にあるのかなと思うのです。言い換えると、自分という枠の限界に達したとでもいいましょうか。
ここでブレークスルーを狙うとなると、今までと違う経験をするなり、現在の自分にない新しいリソースを追加しないと、キッカケが生まれてこない。新しいリソースを追加することで、自分の世界を広げていく、あるいは、自分のリソース間でシナジーが生まれるような形にしていかないと、同じことの繰り返し→飽きるし思考停止になっちゃうだけだと思うんです。
ほぼフル活用、って書きましたが、実は余力はあったりするので、新しいものを採り入れるスペースの余裕はあるんですよね。ただ、新しいリソース開拓のための時間が足りないのが目下の課題…。
あるいは、他人様に、私のリソースの活用法を開発して頂くとか？満たされているというのは、ある意味、自分の中でいいバランスが取れているということなので、自分自身でその均衡を破るのって簡単じゃないですもん。
答えが自分の中にある人
逆に、「答えが自分の中にある」人というのは、「満たされている」の反対で、満たされていない状態にあるのかなと思います。
今の仕事には不満がある。今すぐにでも辞めたい。けれど、本当に自分のやりたいことがわからない。
というのと、
自分の好きな仕事をしている。もっと自分の能力を活かしたいけれど、どんなことに貢献できるのかがわからない。
というのでは、同じ「何をしたらいいのかわからない」でも意味合いが全然違いますよね。
大きな不満やストレスを抱えたままでいるのは辛いでしょうけれど、まず、それらを取り除いてあげないと、「本当ににやりたいこと」を見誤り、結果的に、大事なリソース（お金、時間、人間関係）などを失ってしまうんじゃなかろうか。
不満やストレスを抱えて「満たされていない」人は、むしろ、その不満やストレスの原因を、むしろ自分の「外」に見つけようとすることが多いようにも思います。人のせいにしたり、環境のせいにしたりね。
仮に自分の外に答えを見つけたとしても、その答えは自分の影響下にはない、自分自身でコントロールできないことだから、自分を満たす方向に調えていくことができない。となると、やはり答えは、自分の中にしかないわけなのですよ。
だから、「あー幸せだなー」「満たされているなー」と自分で素直に思えるようになるまでは、自分の中に答えを見つけることを心がけた方がいいですね。
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答えは自分の中と外のどっちにあるのか？
この問いに対する答えは、「どちらも正しい」です。
そして、その答えは、自分以外の他の誰かが決めるのではなく、あなた自身が決めること。答えがほしかった人、期待外れでごめんなさい。
答えが自分の「外」にある私は、何か新しいこと、今までやったことがないことを始めようと画策中です。お花とかお茶とか、あとは音楽もいいなー。とアレコレ妄想するのが楽しくてたまりません。ムフ。
