キャリア

案ずるより産む方が早いかもよ?という話。

こちらの更新は久しぶりです。

3年前の今日、私は臨月で、ミキティこと藤本美貴さんの子育てイベントを見に行っていたようです。FBが教えてくれました。

この頃は、働いていなくて、中断したままのキャリアや未知なる子育てへの不安でいっぱいだったのに、文字通り、臨月で身重で身動き取れなくて、悶々としてた頃。

今日はその頃の気持も振り返りつつ、僭越ながら、これから結婚して、子どもを産んで、でも自己実現もしたいと思っている女性に向けて、思うところを書いてみたいと思います。

FBやブログで情報発信をするようになってから、ありがたいことに、年下の、いわゆるアラサー女性から、「お久しぶりです、ユキコさん!実は…」という連絡を頂くようになりました。(素直に嬉しいです、ありがとうございます!)

皆さん、高学歴・高キャリア、女性としてもとっても魅力がある方たち!そんな彼女たちに共通する悩みは、

ライフイベント(結婚、妊娠/出産、子育て)、キャリア(特に海外でのキャリア)、パートナーシップの三つのバランスをどうやって実現するか

というもの。

3つのほうが2つよりもバランスとりやすくて安定しそうじゃないですか?

というのはさておき、この問に対する回答として、私自身、現在進行形&試行錯誤のまっただ中ではあるのですが、私として自信を持って言えるのは、

案ずるより産むが易し

ですよ、という何とも月並ですみません、という感じのことなのですが…。

でも、やってみれば、何とかなります。というより「何とかするしかない!」んですよね。だから結局、何とかなるんです。

なんか、騙されてる気分?笑

でも、思い返してくださいよ。30年、35年も生きていれば、幾つかの人生の修羅場を経験してきたはず。これまで、その修羅場も何とかしてきましたよね?

子育ては、特に第一子の場合は未知の世界であり、自分の努力だけじゃどうにもならないことが多いとはいえ、何もすごく特別なことではないんです。

知識、経験、時間、お金、家族や他人のサポートといった自分のもっている”リソース”を総動員して対処する

この原則は、子育てであっても同じです。

この原則に照らしてみると、それなりの学歴やキャリア、自分の望むもの/人生を手に入れてきた人になら、「ライフイベント」「子育て」「パートナーシップ」の3つを実務的にマネージすることはそれほど難しいことではないと思います。

ただ、自分がそれに満足できるかどうか、というのは別問題なのですよね。私自身もそうだったからわかるのですが、そこに「クオリティ」という価値判断基準を持ち込むと、しんどくなってしまうかもしれません。

時間もリソースも有限ーその中で、自分は何にプライオリティをおくのか?については、よくよく考えた方がよいと思います。

ちなみに、私の場合、試行錯誤の結果、「家族全員、心身ともに健康ならそれで良し!」という感じに落ち着きました。最低限のレベルが満たすことができるようになると、もう少し上を目指せるかな、という気にもなってきます。

上を目指すときりがないので、最低レベルを設定して、それを充足する、充足できたら、そのレベルを少し上げてみる…ということを繰り返す、ボトムアップのイメージです。時折(というかしょっちゅう)、思うようにはいかず、軌道修正を余儀なくされるのですが、もっと低レベルだった時代もあるので、落ちることに心理的な抵抗はそれほどありません。笑

これを書いていて思ったのですが…。

子育てやパートナーシップが上手くいかない、って悩んでいる人は、子どもやパートナーを何とかしようとするより、むしろ自分の人生を真剣に見なおした方がいい気がします。おそらく、根本的な理由、原因は、ご自身の中にあると思いますね。

このエントリー、勢いに任せて一気に書いたのですが、ミキティのセンチメンタルな思い出から、すごく本質的な示唆がでてきてしまいました。意外!