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子どもの言語教育を考えるー英語ができればいいの?

うちの息子は今、インターのナーサリーに通っています。

周囲の方々には教育熱心だと思われている節もあるのですが、

別にポリシーがあるわけでも何でもなく、仕事復帰当時、生後8ヶ月だった息子を受け入れてくれる園がそこしかなかったというだけのことでして。(通常は15ヶ月からの受け入れ)

本人はナーサリー大好き!で毎日元気に楽しく通っております。働く親としては大変ありがたい。

ただ… インターに通い、ナニーさんも英語(但しシングリッシュ)なので、2歳近くなる今も、日本語が一言もでてこない…。「おおきい」という単語を発していた時期もあるにはあったのですが、ここ数ヶ月、その「おおきい」を耳にしたことはありません。

これでいいのかしらねー?!?

子どもの言語教育については、私も色々な方からお話を伺ったり、自分でも調べたりしましたが、諸説入り乱れており、何が正しいのかさっぱりわかりません。

息子の言語理解レベルとしては、おそらく、英語→ミャンマー語→日本語の順なのではないかと思います。まさに、触れている時間が長い順ってことですかね。夫と私が話す日本語は、だいたい通じています。

月齢が低い頃から絵本をしっかり読み聞かせていればまた違ったのでしょうが、今となっては後の祭り!私が絵本を読んでも、お気に入りの数冊以外は、そこまで露骨じゃなくてもいいんじゃない?というくらい完全拒否!本人が選ぶ本は英語のものばかり。

息子に話しかけるときも、ナニーさんにも内容を理解してもらいたかったりする場面も多く、ついつい日本語と英語の両方で話したりしちゃってるのはよくないんだろうなー、とか、これまたナニーさんとのコミュニケーションのツールにもなるので英語のDVDを見たりしているのも(日本語はしまじろうのサンプルDVDのみ)よくないんだろうなー、とか思ったり。

親として反省することは多々あったりするのですが、「まあ、なるようになるかな〜」ということで、当面様子見!いうのが今の時点での私の結論です。

いちおう両親は日本人なので、きちんとした日本語を話せるようになってほしいとは思ったりもしますが、こういう環境におかれているのは親の都合なので、それは勝手だよね〜&日本語習得のためには親である私たちがもっと努力しないといけないんだよな〜と思ったり。

その一方で、そもそも、親が日本人だから日本語ができなくてはいけないというのも、何かちがうんじゃね?と感じたり。これからの時代、日本人とか中国人とかアメリカ人とか、そういう括りだけでものごとを考えてちゃダメだよね、と常々思っていることもあり。

ただ、英語ができればいいんじゃん、と思っているわけではありません。

もちろん、できた方がいいですよ。これは間違いないです。10年以上、外国で仕事、生活をしていますが、英語はコミュニケーションのツールというだけでなく、国際社会で生きていくための「教養」なんだということをひしひしと感じます。今後ますます、英語はできて当たり前、という時代になっていくと思います。

英語とか日本語とかじゃなくて、言語を超える何かがないと、これからの時代を生き抜いていけないと思うんですよね。非言語のコミュニケーション能力とか、考える力とか、行動する力とか、多様性を受け容れる力とか、最近?話題の非認知能力とか。

そういったさまざまな能力のベースには、やはり「言語」というベースがあると思うので、息子の言語教育が気になっているわけなんですけど。

とりあえず、もう少し年齢があがったら、一緒に読書をしようとは思っています。それと親子で漢字検定に挑戦したいな〜。妻と母のメンツにかけて、夫や息子には負けないつもり!(←完全に私の趣味&勝手に夫も巻き込まれることになっている)

というわけで、今日は(も?)オチも結論もありません。以上!笑