キャリア

限界は自分の中にある

何の制約もなければ何をしたいですか?

先日、「今の仕事をできるだけ続けていきたい」と書きました。その気持ちは変わっていませんが、個人事業主的に独立起業する道も相変わらず模索しています。

ただ、これまでと違うのは、「今の仕事を続けること」と「独立起業する」というのを勝手に二者択一だと思っていたのですが、今はどちらも並行してやる「サイドキャリア」「パラレルキャリア」的に考えているというところです。

その準備として、とある方にお願いして自分のブランディングに取り組んでいるのですが(これについては別途書きます)、そのためのワークで「何の制約もなければ何をしたいですか?」という問いに答えるべく、やりたいことを色々と書き出しています。

これとは別に、完全なる自分の楽しみとして「これからやりたいことリスト100(2015年版)」というのもつくっていて、こちらも、お金や時間、子育て、経験や実績といった制約を考えず、直感だけでどんどん書き足していっています。(これ、いいですよ~。やっぱり楽しいことを考えると、気分あがりますからね!)

恥ずかしながら一部をご紹介すると、

・大統領アドバイザー
・和平交渉の仲介役を務める
・ハーバードの指導教授とペーパーを書く
・ヨガインストラクターの資格を取る
・学校で教える
・シンガポールとハワイに住む
・自分の生き方やライフスタイルを発信したい
・若い方たち向けのリーダーシッププログラムを実施する
・スリランカ紅茶留学
・The Farmのようなホリスティックなウェルネス施設をつくる
・親子留学(エデュバケーション)
・雑貨やアクセサリーのバイイング
・1か月のデトックスプログラム@ギリシャに参加する
・フランス、イタリアでワイナリー巡り
・紅海でダイビング
・素人シンガーでいいのでライヴをやりたい

などなど。全く統一感ないですね。笑

この作業を通して、気付いたことが2つあります。

一つは、「制約がない」と言いつつ、でてくるアイデアは「突拍子ない!」なーんてことはなくて、自分の過去の経験に基づいているんだな~、ということ。自分の思考も、自分がこれまで生きてきた人生によって創られているということですね。

もう一つは、「制約がなければ」という条件下で考えているやりたいことのほとんどが、本気で実現させようと思えば、不可能じゃないものが多いんじやないかということ!

要は、「制約がなければ」の「制約」は自分自身が勝手につくりあげたものだということです。

冒頭、「勝手に二者択一」という部分に下線をひきましたが、これもまさに誰が決めたというわけでもなく、自分が勝手につくっていた制約でした。これが外れたとたん、自分の世界が一気に広がったような気がしました。

どうやってこの制約が外れたのか?

それはやはり、自分自身と対話すること(内観、主観)、そして人と話すこと(客観)、この2つをひたすら行ったり来たりしてきたからだと思います。どちらか一方だけではダメだっただろうなと。

衝撃的な体験でもすれば、一気に固定観念が書き換えられるということもあるでしょうけれど、そんなことは滅多にないので、通常、数か月かかってもおかしくないと思います。「勝手に二者択一」のケースは半年、いや、もっとかかっているかもしれません。

自分の可能性をひろげるということは、「制約をはずしていく」ということなんだな、と思います。そして、自分の人生にもっと主体性をもつ=人のせいにしない、ということが大切。これは、自分と他者との関わりにも当てはまるかもしれませんね。

勝手に諦めて、勝手に自分に制限をかけない。

自分にも、まだまだやれることがたくさんあるし、もっとバージョンアップできる!そんな気分です。