胸が張り裂けそう
悪夢としか思えない
ホラー映画を観ているよう
価値観の崩壊 etc etc…
米大統領選の開票が進むにつれ、
Facebookのタイムラインに続々と流れてくる
ハーバード時代の友人の悲痛な声。
直接の友人、知人に
トランプの支持者は一人もいない。
不支持どころか、
嫌悪感を示す人も多い。
でも、現に、
彼は支持されている。
***
今のご時世、
しかも「好かれてナンボ」の
選挙線を戦うなかで、
尖って尖って尖り抜いて
嫌われることを恐れない
善悪、好き嫌いはさておき、
そのポジションを取れるトランプは
すごいと思う。
(もしも、これを意図的に、
戦略的にやっていたとしても、
それはそれですごい…)
***
嫌悪って、
すごく強い感情だ。
嫌われる、ということは、
裏を返せば、
それだけ
注目を浴びているということ
心の中に、
「見てみたい」という気持ちが
あったりしないだろうか。
彼の言動に、自分と同質の何かを
感じたりしてないだろうか。
嫌われてもいいから、
もっと自由に生きたい
そう思ったりしてないだろうか。
彼は、支持されている。
それは、
何かしらの「期待」がある証拠だ。
***
トランプが勝ったら、
世界や日本に大きな影響を与えるのは確か。
アメリカはどう変わるのか。
世界はどう変わるのか。
日本はどう変わるのか。
わたしたちの生活はどう変わるのか。
トランプ大統領の誕生は、
アメリカや日本や世界にとって、
不都合な真実かもしれないけれど、
この嫌悪感にこそ、
これからの世界と日本を示唆する
何かがある気がする。
Ask what you can do. Ask what I can do.