キャリア

しつもん読書会 in ヤンゴンーBeingとDoingに思うこと

昨日のしつもん読書会で、3番目に発言されたKGYさんの話を聞いていたときに、

Being(あるべき姿)とDoing(行動)

というキーワードが頭に浮かんできて、ノートに書きとめていました。すると、最後に自身の考えを述べたYさんが、言い訳してしまう理由として「目標設定と理念を見失ってしまっているから」という話をされていて、一本の線がすっとつながったように感じました。

Being(どうありたいか)

これは、Yさんが言っていたところの「理念」や「目標」ということばでも置き換えられると思います。

なりたい自分のイメージが具体的であればあるほど、日々における意思決定や行動の取捨選択も早くなり、結果的になりたい自分自身により早いスピードで近づいていくんだろうな、と思います。忙しい毎日だと、Beingを見失いがちになる、というのはあると思います。

私自身、Beingに迷っているところではありますが、家族/子育てという軸、基盤のうえに生活や人生を築こうとしているところです。かつ、子育て中で物理的に色々制約があることで、Beingもへったくれもなく、そもそもDoingが制約されているという現状があります。

ただ、昨日のこのエントリーで書いたように「軸(フォーカス)がしっかりする」ことを通じて、「意思決定や行動の取捨選択が早くなる」という意味では、Beingを意識してDoingを積み重ねていると同じ効果があるのではないかな、と思ったのです。

その一方で、Beingを意識しながら、日々のDoingを積み重ねていっているわけではないので、気が付いたらあさっての方向に行っていた、というような事態も十分ありうると思います(笑)そこは気を付けないといけませんね。でも、Beingは時間の経過や自身の成長とともに変化していくものだと思うので、あまり縛られなくてもいいのかもしれません。

「軸を定める」とか「フォーカスする」とか、何だかカッコいい感じですが、具体的なDoingに落とし込むとしたら、「やらないことを決める」ということだと思います。「軸がない」「フォーカスがない」ということで立ち止まってしまうなら、「やらないことリスト」づくりをお勧めします。

子育てと仕事を両立するために、色んなことをバシバシ切り捨ててみて思うのは、別にガンガン取捨選択しても、そんなに、というか全然困らないということです(笑)特に仕事の面では。やっぱり無駄なことをしてたんでしょうね~。プライベートでも、もちろん子どもに与えられる幸福感があるからだとは思いますが、精神的な充足度もそれなりに高いです。

実は、私が今年、一つだけ頑張ろうと思っているの、つまりフォーカスしようと思っているのは、このブログなんです。目標は毎日更新!といいたいところですが、ご覧のとおり、それからは程遠い状況です…。

でも、何でできなかったのか?とか“あえて”考えないようにしています。

一時期、その理由を考えて改善しようとしましたが、私の場合「毎日やろうと思っていたのにできなかった」という感じではなく、日々色々ありすぎてブログのことなんて考える余裕すらなく、気が付いたら1週間経っていたとかいう、そういうレベルでの「ブログが書けていない」状況なのです。そんな状況で、PCに向かってない頭を絞って文章を書くって、私にはなかなかできないです。

私は今、まさにワタシ人生劇場の渦中の人なのです。何でできないの?と自分を追いつめたところで、前向きなソリューションなんてでてきやしません。

「できなかったこと」にではなく「できたこと」に目を向ける、ということを日々心がけています。自分に対しても、子どもに対しても。子育てというのは、本当に親自身が成長するプロセスですね。