シャンパンタワーの法則ーだから私はキャリアをあきらめない

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いやー、週末乗り切った。

(しつこいですが)元気な息子にフルで向き合う週末は、平日より断然疲れる〜!と言いつつ、土曜日は自分の予定があり、子どものお世話は夫任せ。息子よ、ごめん。そして夫よ、お疲れさま。

少し間があいてしまいましたが、シャンパンタワーの法則のエントリーの続きです。

息子が生まれてから数ヶ月の間、私は度重なる乳腺炎に悩まされていました。

乳腺炎になると、身体はしんどいし、おっぱいは痛いし、でも飲んでもらわないと治らないし…ただでさえ初めての子育てで気持ちの余裕がないのに、体調もすぐれないとなると、完全に負のスパイラル。

日本では、乳腺炎になったらおっぱいマッサージに駆け込めばいいですが、ミャンマーにはおっぱいマッサージないし、どうしたらいいの?と考えると、不安増大。いっそ断乳すれば乳腺炎にならないんじゃ?思い周囲に相談するも、母乳育児信仰も強く忍耐が美徳の日本では「お母さんが頑張らないでどうするの!」と言われ…。

母親失格の烙印を押されるのがこわくて(この私がですよ!どんだけ追いつめられてたんだ?笑)断乳にふみ切れず、小さな息子を抱きしめては「ダメなママでごめんね…」とただただ泣き続ける日々。そんな私に追い打ちをかけるように「母親が泣くんじゃない」という実母のことば。(注:母に悪気はありません)夫とのコミュニケーションもすれ違うばかり。完全に四面楚歌。

この子を守れるのは母親である私だけ、母子二人で生きていこう、そう強く思うものの、当時は無職、乳飲み子を抱えてどうすればいいの…?と不安が募って、また涙。

そんなある日のこと。

息子が泣いていました。あ、赤ちゃんが泣いてる…認識してはいるものの、その泣いている赤ちゃんをぼーっと見ているだけの私。映画のワンシーンを見ているような気分でした。その間、息子の泣き声はどんどん大きくなっていたのでしょう。父が部屋に駆け込んできて(それすらスローモーションに見えた)、「泣いとるじゃないか」と息子を抱き上げた瞬間、息子の泣き声が一段と大きくなり、はっと我に返りました。

この子を守れるのは自分だけ、と言いつつ、あの頃の私は、もう崩壊しそうな自分を支えるだけで精一杯、自分のことしか見えていませんでした。…今になって思えば、産後うつ的な感じだったと思うんですよね。でも、渦中の人だから気づかない。

1段目や2段目のシャンパングラスを満たすどころか、シャンパンボトルを持ち上げる気力さえ失っていた私。

でも、あの我に返った瞬間。

虐待、育児放棄…そんな恐ろしいことばが頭をよぎりました。

このままだとダメになるのは自分だけじゃない、息子までもダメにしてしまうかもしれない。ママが心身ともに健康で、ハッピーじゃないと、子どもにちゃんと向き合えない。まずは自分を大切に、労ってあげないと。

このときの経験と、働けずにイライラし続けた産前の暗黒の2年間があるからこそ、私は、スローダウンすることはあっても絶対にキャリアをあきらめない、と固く心に決めています。ここで妥協しちゃうと、シャンパンタワーが決して満たされないどころか、タワーが崩壊しちゃうかもしれないから。よほどのことがない限り、これからもこの決意は変わらないと思います。

日常の小さなこと、例えば、誘われた飲み会に行くかどうかにしても、私はこのシャンパンタワーの法則をベースに決めています。疲れている自分がその数時間でリフレッシュできるなら、それは自分にとっても家族にとってもよいこと。最近、息子が落ち着かない様子なら、それが続くと今度は自分も家族も満たされないので息子を優先する、という風に。

自分を満たす、ということを心がけると、実はその「自分を大切にしている」という心がけだけで、だいぶ気持ちが満たされて、ものごとのとらえ方がかなり前向きになります。それを実践できれば、自分はもちろんしあわせなのですが、自分の大切な人たちもしあわせになりますよ。

…とか言いつつ、自由奔放な妻/母に、夫と息子が本当のところどう思っているのかはよくわかりません。苦笑

おかーさんがいつもイライラして家の中がぎすぎすしちゃうくらいなら、ちょっとくらい好き勝手してでもハッピーなおかーさんの方がよくない?それに、私自身ももちろん、夫や息子が、自分を満たすべくやりたいことをやってもらうことを願っています。

長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。

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