キャリア

しつもん読書会 in ヤンゴンーこれからの人生は、これまでの人生の延長線上にはないかもしれないということ。

シリーズ連載中ですが、内容的にも行き詰っているので、お休みします。笑

今日は朝7時から、「しつもん読書会」に参加。KGYさんのお声掛けで5名が集まりました。

この勉強会に出席するために、朝5時から息子の朝食とお弁当、自分の朝食、お茶、お弁当を用意してからの参加です。(夫の朝食はなし!笑)ナニーさんとメイドさんにもそれぞれ早朝出勤をお願いしました。

朝7時前のヤンゴンは、まだ空気がひんやりとして清々しく、何よりも渋滞がほとんどない!家庭の事情が許せば、ホント朝活したいなと心から思いました。

「しつもん読書会」って何?

下記の書籍から選んだ質問について、参加者がそれぞれ自分なりの考えを持ちより、お互いフィードバックし合う、というものです。

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本当の目的は何だろう?

というのが、今日の“しつもん”でした。

私からは、

  • 人生の目的を見失いつつある、いや、ポジティブに言えば再構築中の私にとっては、本当に深い質問。
  • (「アラフォー~」シリーズでも触れていますが)これまでの人生、やりたいことはやってきたし、ほしいものも手に入れ、かわいい子どもにも恵まれているのに、満たされない自分。
  • その答えを見つけるべく、じっくり自分と向き合う時間を取ったり、今日のような勉強会に参加して、インプット/アウトプットをしたいけれど、子育て中ということもあり、なかなか自由になる時間がないこと。

といったことをシェアさせて頂きました。全く答えになっていませんね。

これに対して参加者の方々から頂いたフィードバックは、以下のようなものでした。

「→」以下が、頂いたフィードバックに対する私の回答です。(発言そのままというより私の理解に基づいて、かつ、言葉足らずだったところを補足して書いています)

【フィードバック1】

これまでは自分ひとりで色々なことを選択してきたということだが、今度は家族と一緒の目標をということなのか。

→家族としての目標ではなく、依然として「個」である私の目標。

この「家族」というか「チーム」として、というのは新しい視点でした。と同時に、私自身、自分の将来やキャリアを数式で表すと、

私の将来・キャリア=夫の仕事×子ども×α

変数的には、0<夫の仕事<1、つまり夫の仕事により制約を受けていると感じていること、さらに言うなら、私自身はそのことを「フェアじゃない」と思っていることを強く認識しました。

他方、子どもについては、今現在は0<子ども<1なのですが、将来的には1より大きくなり、私に別の価値をもたらしてくれるのではないかという思っていることにも気が付きました。

このように感じる背景にあるのが、まさに「家族としてのビジョン」の欠如なのではないかなと思います。夫とシェアすべきなのは、「目標」というより「ビジョン」という方がしっくりきます。

【フィードバック2】

色々なことをやってきた、という中に、何か大きな(あるいは長期的な)目的のようなものはあったのか。

→なかったと思う。2~3年というタイムフレームではそれぞれ目的があった、ということを積み重ねて現在があると感じている。

【フィードバック3】

今の組織にとどまっているのは、まだやり残したことがあるからなのか。それとも、何か事情がってのことなのか。

→明確に後者。本当は違う組織で違うことがしたいという気持ちだったが、初めての子育てと両立するには不安があった。結果、その仕事の面での満足度は犠牲になっているけれど、家のことに時間を割くことはできている。

得られた気づきは?

  • 子育てをしながらの目的探求のためには、細切れの時間を積み重ねていかなくてはならないため、想像以上に時間のかかる作業になるであろうこと。
  •  「目的」なり「自分のやりたいこと」を見つけるためには、発想を根底から変える必要がありそう。
  • これからの人生を、これまでの人生の延長線上で考えていてはダメ
  • 自分の中の「こうあるべき」を一つ一つ取り除いていこう。

これらの考えは、自分の中にあったものですが、皆さんとのやり取りを通じて、はっきりと言語化できたなと感じました。

参加してよかったこと

  • 「しつもん」って本当にパワフル!だと改めて認識。
  • 「ヒトと話す」ことの効用も実感。限られた時間のなか、今の私がするべきことは、「ヒトと話すこと」なのかもしれません。一人でうだうだ考えててもダメですね。
  • 仕事のネットワークや生活圏ではなかなか知り合えない方とつながれたこと。(しかも、皆さんお若くて、たくさん刺激をもらえそう。笑)
  • 私の経験が、もしかしたら、女性の参加者お二人の参考になるかもしれなさそうなこと。

この本は、自分ひとりで読んで考えを深めてももちろんいいと思うのですが、考えたことを人とシェアしてフィードバックしあうと、効果倍増だと思います。

参加者の皆さん、有意義な時間をありがとうございました!また次回もよろしくお願いします。