昨日、歯に関するエントリーを書きましたが、今日は、同じ「歯」ネタを異なる視点から。
歯列矯正をするハーバード生
留学時代のこと。ハーバードの学部生は寮に住んでいるのですが、その寮のあるエリアを通って通学していました。また、大学のジムにも学部生がたくさんいるのですが、歯列矯正をしている学生を結構な頻度で見かけるのです。
日本では、歯列矯正している大学生ってあまり見かけませんよね。(最近はどうなのかな?)
スマイルが自信につながる
そう思って周囲、特にアメリカ人学生を観察してみると、確かに、歯並びの悪いアメリカ人があまりいません。それどころか、まさに“輝く白い歯”という感じなのです。
そこで、数人のクラスメイトに「アメリカ人って歯並びいいよね」と話してみたところ、さらっと「歯並びが悪いと、矯正するからね~」と。突っ込んで聞いてみると、歯並びは顔の印象に大きく左右するので、就職や恋愛、ビジネスにも影響するんだとか。
歯並びだけでなく、歯の「色」も重要な要素なので、矯正だけでなく、歯のホワイトニングにもかなりのお金をかけているようでした。
クラスメイトによれば、小さい頃に親に矯正させられた人もいれば、学部時代に自分のお金で矯正した友人もいましたが、皆そろって、「矯正してよかった」と話してくれました。歯がきれいだと、自信を持って振る舞える(話せる、笑える)んだそうです。
身だしなみ、知性・教養としての歯
このように、歯に気を配る背景には、「歯並びが悪い、歯が汚れている→歯に対する意識が低い→教養がない」といった社会認識があるようです。また、矯正やホワイトニングはそれなりの費用もかかるので、ある種のステイタス・シンボルでもあるのです。
なるほど、ハーバードの学部生が歯列矯正をするのは、社会に出る準備の一環なのでしょうか。
私のクラスメイトに歯並びの悪いアメリカ人がいなかったのも、ハーバード生ならでは、アメリカ社会を象徴しているのかもしれません。(院生ですが、学部も一流大学を卒業している人がほとんどです。一流大学に入るのも、卒業するのも、それなりの経済力がないと難しいと思います)オバマ大統領も、歯並びのよい白い歯が印象的ですよね。
グローバル・エリートは見た目”も”大切。
グローバルな活躍を目指すあなたも、歯のケアに気を遣ってみてはどうでしょうか。
ちなみに、きれいな歯とならんで、「スマートな身体」というのも重要なようです。確かに、クラスメイト達もワークアウト命!という感じで、よく運動しており、身体にも気を遣っているようでした。歯も身体も、「自己管理ができている」というのが高評価につながるからでしょうね。