今日、友人から「英語を強化したい」という相談を受けたので、久しぶりの英語学習ネタで。
《関連記事》
語学の習得にもっとも効果的なのは、Total Immersion、つまり英語の世界に完全に浸ること。これに尽きます。以前、上記の関連記事で書いた大量インプットも基本的には同じこと。
じゃあ、具体的にどうやってその環境をつくるのか?
語学学校に行く、チューターをつけるetc 方法は色々あると思うのですが、今回、その友人にお勧めしたのは、
海外の大学が英語で開講しているエグゼクティブ・プログラムに参加すること
おすすめする理由は5つ。
- (期間は短いながら)Total Immersionの環境をつくることができる
- テーマが絞られており、関連する知識や実務経験を活かすことができる
- 実践的な英語+専門知識も深まり一石二鳥
- プログラムを乗り切ったことで、英語に対して(多少は)自信がつく
- 選ぶ大学/プログラムによっては、CVにも箔がつく
1. の期間が短いことについては、短期間だからこそ、キャリアを休むことなく参加できるというメリットもありますよ。休暇、旅行も兼ねて、自分が訪れてみたいと思っている街の学校を選べば、それだけで単純に楽しい気持ちになれますし♪
2. については、英語と関係あるの?と思われるかもしれませんが、特定のテーマや分野の関する知識の有無は、英語を聴く力、理解する力に大きく影響します。たとえ日本語であっても、自分が知っている分野に話すのと、全く未知の分野のことを話すのでは、心理的な負担が異なりますよね。
日常会話とか海外旅行で使える英語を習得するのが難しい理由も、実はここにあります。
海外旅行であれば、ある程度の基本フレーズ等はあるでしょうけど、特に日常会話は、会話の展開を想定するのが難しいので、かなりのボキャブラリーと臨機応変に対応できるハートの強さも求められますから。
学習効果という意味でも、テーマが事前にわかっていれば、あらかじめボキャブラリー対策をすることもできますし、より授業についていきやすくなります。予習していた方が授業の理解度が高まるのは言うまでもないですよね。
たーだー。
大学のエグゼクティブ・プログラムともなると、そうはいっても英語のレベル的には中上級者向けになるでしょうし、授業料もかなり高いです。そこまではちょっと…という人でも、「自分の好きなことを英語で習ってみる」というのは、上記と同じような効果が期待できると思います。
そろそろ本腰入れて英語に自己投資したいな、と思っているビジネス・パーソンの方には、海外大学のエグゼクティブ・プログラムへの参加は、一考に値するのでは?