キャリア

過去の自分と比べないー人生の”再”最適化

少し前に書いたこちらのエントリー。

アラフォー高スペック母の葛藤(1)

アラフォー高スペック母の葛藤(2)

続きを書こうと思っていましたが、考えがいまだまとまらず、書けずにいます。が、思考の整理のためにも、頑張って書いてみますね。

前回、仕事も家庭(子育て)も、自分の満足のいくレベルでmanageしたい、と書きました。このことをもう少し掘り下げてみます。

私自身の葛藤は何なんだろう、と考えたとき、頭にふっと浮かんだのは、

自分の人生のコントロールを失っている

ということでした。なぜ、コントロールを失ったのか?一番の理由は、大切で愛しい、しかし最大かつ最強(!)の不確実要素である息子の誕生です。

では、どのような状態になれば、コントロールを取り戻せたと感じることができるのか?

それが、冒頭の、「仕事も家庭(子育て)も、自分の満足のいくレベルでmanageできている」「自分自身が「納得しているか」「満足できているか」どうか」ということなのですが、じゃあ、「自分の人生をコントロールできている」と最後に感じたのはいつだった?と振り返ってみると…

なんと、妊娠前!

(注:私は妊娠後、ひどい悪阻でフィジカルなコントロールを完全に失いました。ゆえに、一般的には、妊娠前=出産前と置き換えてもOKかと)

私自身「元の生活に戻らなくては〜」とどこかで思っていた節があるようです。が、改めて自分自身に問いかけてみると、

元に戻るって、どこに?

と自分に突っ込んでる自分がいました(笑)そう、どんなにあがいても、妊娠前の生活には戻れないんですよね。

つまり、今の人生の構成要素(家族、仕事 etc…)で、改めて人生を最適化するしかないのです。

先日、別のエントリーで、「新たな基軸をもって、自分の人生を再構築しなおす必要があるわけです」と書いたり、しつもん読書会で得られた気付きとして、「これからの人生を、これまでの人生の延長線上で考えていてはダメ」と書いたりしていたことが、ようやく一本の線でつながった気がしました。

私の人生は、妊娠・出産を機に、本質的に変化したということです。

はー、ここまで気持ちの整理がつくまでに、1年半かかってしまいました…。でも、ようやく自分の中のもやもやが晴れつつある気がしています。やっと次の一歩が踏み出せそうです。